今夜は山で採った山菜料理、下ごしらえのためしばらくホタルから目をそらしていて振り返ると、まるでスターウォーズの宇宙船に向かって飛んでくる隕石のように、一筋の光が私の顔目掛けて迫りそして右に滑空していったのでした。いくらホタルといえこれにはビックリさせられました。(・・・意外と気が小さい?)「一本取られましたな~」と思ってまた料理を進める。車の後部座席のドアを開け地竹の皮を剥いていると、今度は車の反対側からボディーの下を飛んできて、開け放たれたドアの下をくぐり私の目の前まで来てくれました。文字通り「目と鼻の先」のホタルに右手の人差し指と中指を軽く曲げ近づけてみました。その光景はまさにディズニーのピーターパンとティンカーベルだったのです。残念ながら手にとまってはくれませんでしたが、少しとどまり、軽く右に左に飛んだ後、また水辺に飛んでいきました。お互いの信頼関係を確信し、なんとなくフッフッと嬉しかったのでした。