荷台でホッケ2匹を捌き、近くの渓谷でナイフに板、ホッケを水洗いしていると、一匹のホッケがまるで生きているように川の流れに獲られました、「おいおい生きてる真似するなよ」と心の中で叫んでいる間に今夜のおかずは速い流れに乗りあっという間に1m半離れました。長靴は履いていましたが、これはもう無理だと考え、先回りしようと約30m下流まで走りました、もう絶対無理だと考えながら・・・。支流を渡り本流を覗くとちょうど白く輝くものがヘッドランプに浮かびました、もう殆どあきらめていましたので雪影に違いないと思ったのですが、近づいて見ると確かに今夜のおかずが川底の岩に流れに対して真横にへばりついていたのでした。これをちょっと緊張して慎重につかみました。帰ってきた今夜のおかずを戴き奥奥様入湯。